ピエールマルコリーニ「マルコリーニカレー」「ジンジャーパフェ」
マルコリーニカレー
これはすごい。運ばれてくる段階でふわっとチョコレートとカレーの香りがする。食べてもチョコレートの香りと味。でもカレー。確実にカレー。完全にカレー。うまい。ゴロッとした肉を口に含むと脂て肉の繊維質でビーフカレーになる。全然辛くないのにじわっと汗をかく。
あと、セットのサラダが葉っぱじゃないトマトサラダなのもお値段がお値段なだけなことはあるな。
デザートとチョコアイスは甘さ控え目というか甘さが後を引かないのに濃厚。コーヒー卒がない。
ジンジャーパフェ
こっちが本命。まずは生クリームが全く甘くなくて衝撃的でなんだこれ。なんだけど、すぐ下のジンジャーアイスと合わせて食べるとクリームが完成する。そのジンジャーアイスもチョコアイス同様甘くないし、余所で出てきそうなジンジャーアイスだと生姜糖みたいなのを想像するけど生姜も控え目でそんなに生姜じゃない。ジンジャーアイスとチョコアイスの間のカカオニブも食感のアクセントになりつつ、味の邪魔にならなくて良い。
カレーもパフェも、世の中にはこんなにうまいものがあるのかってほどでもないけど、まあ臨時収入があったから払う気になっただけのことはあるな。どっちも余所で出されたら過剰さというか足し算的な良さが際立った印象の強さがあると思うんだけど、是枝監督の映画、特に海街ダイアリーみたいな引き算的というか控え目なんだけど主張がある印象の強さがの味が良かった。
カレーはそうそう食べられるものではないけど、パフェは何かあったら食べに行きたい。
あと、パフェって写真撮るの難しい。階層を撮らなきゃいけないのに上からの見た目も大事だし