銀魂2 掟は破るためにこそある
マンガの実写化ってクソばっかって風潮をそもそもの原作のアレさによって逆手にとった前作に比べると、けっこうそうでもなくなってるし、ちょっと荒いというか、予算が増えてちょっと持て余してない?
面白いことは面白いんだけど、佐藤二郎とムロツヨシは天丼で間延びしちゃったんだよな。シーンに金はかかってないけど不謹慎なやつとか危ないやつをやるシーンのギャグは面白かった。やっぱ予算持て余してる?
相変わらず中村勘九郎がアニメにきっちり寄せてくる高い技量に本業の見得を切るあたりは見所。山場の台詞は近藤よりも歌舞伎っぽくてよかった。
ところで前田のあっちゃんの旦那さんは長澤まさみの前で全裸になったのかな?中村勘九郎のせいで前貼りしづらいと思うんだよな。
日テレ絡みよりも日本アカデミー茶化した方がヤバい気もするけど、基本3社持ち回りらしいしワーナーお呼びじゃないし…
縄文展(東京国立博物館
教科書などで見ていたものの実物を見ることができるのは、なかなか感動的だった。写真だとサイズ感がよくわからないが、実際かなりデカイし、飾りが凝ってる。これはZINを出すほどハマるのも納得できる。
ぱっと見のインパクトなら、やはり土偶なんだろうけど、個人的には土器の方が好み。火焔型土器はシルエットは火炎なんだけど近くでみると鶏っぽい。あと把手とか注ぎ口があったり妙に実用的なのも面白い。
弥生式土器や同自体のほかの国・地域の土器とかも展示があって比較できるのもよかった。他所では土器じゃなくて青銅とかが使われて始めていたのもあるだろうけど、基本的にシンプルで実用的な作りが多いし、けっこうマニュファクチャ的に作られてるものが殆どだったのと比べるとフィギュアっぽくて面白い。こんなところは今も昔も変わらないなっぽい。
夏休み期間中は金土は9時まで開館してて仕事帰りでも行きやすいし、トーハクの中庭でビールが飲めるので気持ちいい。
ビルドルパパト
まずはルパパト。毎年のことだけど頭の約30分でテレビと同じ尺に対して映画用の予算があるんだろうとな。アクションシーンとかゲストで画がリッチになるので面白い。冒頭のアクションシーンが怪盗vs警察vsギャングラーだったのが怪盗&警察vsギャングラーになるのは今のところ全員でやる展開はないので面白かった。
あと、25話観てなかったからゴールドのネタバレ食らった…
ビルドは相棒からの北九州ロケは気合入れてたんだろうけど、思ったよりも人が少なかったような…どうでもいいが藤井隆はタマフルとかの時のけっこう丁寧な人ってイメージがあるので品のない関西弁が似合わない。
話自体は本編に絡めるような内容だったけど、邪魔にならない感じだし概ね例年通りの出来上がりだったかな。A to Zがすごすぎたんだ…
20年もやってれば演出諸々の「555で見た」「龍騎で見た」みたいなのが出てくるのも仕方ないか。というかオマージュだとしても分かりづらいか