ブライトバーン 恐怖の拡散者

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スーパーマンの反抗期って内容だとおもっていたら、ちょっと違っ た。
スーパーパワー持ちが癇癪おこして洒落にならない大騒動というより、最初から地球を侵略又は破壊が目的で宇宙から来ているようなので 明確な害意があるし、スーパーパワーに目覚めてもあまり戸惑わなし、けっこう使いこなして危害を加えている。

SFホラーパニック映画みたいなジャンルで割と楽しみにしていた のだが、
完全に予告編が良くなかった。
ゴア描写もしっかり見せていた手を抜いてるとは思わないが、
パニック映画の「来るぞ、来るそ」みたいなヤマ場シーンが予告で 散々見せられてしまっているので、「もう、みた」 となって緊張感がいまいち持たないし、意外とスーパーパワーの使い方が単調というか、なんかあんまり怖くない。観ていて盛り上がりに欠ける。
ラストもパニックものだとあり得ない終わり方だが、ホラーとして ならありなのかもしれない。とは言え、ブライトバーンから出てい ないのでこじんまりしていると思う。

「スーパーパワーの持ち主がヒーローとは限らないぞ」ってお題は 、マーベル全盛のご時世としては面白いが、パニックやホラーとし てみるとちょっと見せ方にバリエーションが足りなかったと思う。 何より予告編を散々みてしまっていたのが残念だった。もう少し事 前の情報が少なければ…と思ったが、それだと訳の分からなホラー 映画だと思ってスルーしてたと思うと、 痛し痒しといったところだろうか。